やはりこの猫も僕のことが好きなのだと
でも僕の体はこの猫を どうしても 拒絶してしまうようなので
そうまたこれだ こんなのばっかりだ
こいつがまた どうしようもないんだ
猫アレルギー 猫アレルギー
猫(きみ)が泣くまで 頬擦してみたいのに さ
間奏
この前えらぁい人が来て私(ぼく)にとっておきの話を してくれたんだ
「不良(ダメ)ダト思ウカラ不良(ダメ)」
「不可(むり)ダト思ウカラ不可(むり)」
｢成レバ為せる(やればできる)」「成レバ為ス(なせばなる)｣
やってみなきゃ わかんないもんね いろいろ試してみるさ
今から少しずつ 体を慣らしていこう
猫のごはんを食べ 猫の言葉を鳴し(話し)
間奏
猫の死を嘆き 猫の歌を鳴い(歌い)
猫花を手向け 猫鳥を揶揄(からか)い
猫風を噛み 猫月に祈り
尻尾が生えてくる頃ニワ 目を合わせられるくらいニハ なっているよ
猫アレルギー 猫アレルギー
猫が「なー」と鳴う(いう)まで 頬擦するために
間奏
僕はこの猫のことが好きなのでやはりこの猫も僕のことが好きなのだと
でも僕の体はこの猫を どうしても 拒絶してしまうようなので
やはり この猫(こ)の体は私(ぼく)のことを
どうしても 受け入れないと思うので
私(ぼく)アレルギー 私(ぼく)アレルギー
どうしようもないんだろう 知っているせ
よくよくよく知っているせ でも
抑えつけるんだ やっつけるんだ
猫(きみ)の 私(ぼく)アレルギー 私(ぼく)アレルギー
本当は猫(きみ)だって
触りたいんだろう
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